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いのちについて考える ~移植医療を通して~

 7 月13日(水)福井県移植コーディネーター山口多恵氏を講師としてお招きし,医療系大学進学志望者を対象とした「いのちの教育」臓器移植出張講座を開催しました。

事前学習で「臓器提供ご家族の手記」と「心臓移植経験者とそのご家族の手記」を読み,自分や家族がそれぞれの立場だったらどう考えるかをレポートにまとめました。

 講座では,日本における移植医療の現状をお聞きした後,3グループに分かれて事前学習をもとにディスカッションを行いました。また,生体腎移植をした方の体験談を直接お聞きすることができました。臓器提供に至った経緯や葛藤,それぞれの家族の複雑な思いが胸に迫り,いのちを繋ぐ難しさといのちの大切さ,生きることの意味について考えを深めることができました。

 臓器移植について,私たちはどちらの立場にもなる可能性があります。どんな考え方も尊重されるので,家族と話し合い,自分の今の意思を示しておくことが大切であることを学びました。みなさん、まずは家族と移植医療について話題提供してみませんか?

 

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