8月2日(土)1年生17名が,福井工業大学で,環境学部環境食品応用化学科の先生方による生物系および化学系の実験授業を受講しました。2つのコースに分かれて実験や実習を行い,考察,まとめを行いました。
生物系のコース(小松節子先生)では,「作物のDNAを探ろう」のテーマで実験を行いました。作物は常に環境ストレスにさらされており,その応答機構はDNAやタンパク質によって精巧に制御されています。SDGs「飢餓をゼロに」を目指して,環境ストレスで変動する作物のDNAやタンパク質を解析して,その利用を考えました。具体的には,我々の食生活に欠かせないダイズについて,正常なダイズとストレスを受けたダイズの葉や根からDNAを抽出し,電気泳動によりDNAを分離し,染色して可視化し,この作業を通して,ストレスによって植物の体内のDNAの大きさや量が変化することを学ぶと同時に,実験で使用する材料(ゲル化や染色)の原理について学びました。
化学系のコース(原道寛先生)では,「光化学の世界-蛍光ペンから次世代太陽電池まで」のテーマで実験を行いました。光化学の基礎から応用:蛍光性物質の観測やフォトクロミック反応,光の三原色の確認をするとともに,光を身近なものとしてとらえ,さらに,応用として,色素増感太陽電池を作製し,各条件におけるプロペラの回転数測定を行いました。それらにより,光と分子の相互作用から,化学の基本である物質(分子)を視覚的に認識できました。
大学で実験を行うことを通して,学術的な研究や先進的な科学について学ぶことができ,いっそう科学に対する興味や関心を高めることができました。




