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お知らせ

新学科1年生、産官学連携①(施設訪問)として,きいぱす(美浜町エネルギー環境教育体験館)で大学生とフューチャーセッションを行いました。

 新学科1年生21名が7月16日の午後に,「きいぱす」で行われたサイエンスカフェに参加しました。福井大学生18名,福井県立大学生3名,美方高校生7名,鯖江高校生3名も参加しました。

はじめに,福井大学工学部の桃井准教授から「カーボンニュ―トラルに向けた住宅の省エネ対策」というテーマで講義があり,二酸化炭素排出量は産業界では減少しているが家庭からは増加しているとの意外な?報告があり,薄型テレビの使用電力が増えたことや窓からの熱が出入りしているなどの具体例をあげて説明されました。

 その後9つのグループに分かれて,違う高校や大学生との混成チームをつくり,フューチャーセッションにおいて,福井大学教育学部の淺原教授の進行で次の三つのテーマについてディスカッションを行いました。①二酸化炭素削減の行動 ②空き家の利活用 ③住宅の改修方法。生徒からは,「カーテンの利用」,「公共施設に涼みに行く」,「パーツ化して窓枠につける」,「建物散水」などの提案がされました。講師からは,①「食品カロリー表示のように二酸化炭素の排出量を可視化する」,「壊すか使うかの判断」,「新築には熱心だが改築も重要であるとの意識をもたせる」などのコメントがありました。異なる高校や世代(高校生と大学生)間の協働作業という貴重な体験をすることが出来ました。

 

 

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