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お知らせ

新学科1年生,産官学連携⑥サイエンス大学訪問として,福井工業大学を訪問し,食品系・化学系の2講座で講義を受けました。

 新学科1年生12名が3月29日の午後に,福井工業大学を訪問し,環境情報学部環境食品応用化学科の2名の教授と大学生3名から,食品系・化学系のサイエンス講座を受けました。実験の心構えなどのガイダンスが行われ,2コースがそれぞれの部屋に分かれて実験を行い,考察,結果発表,まとめを行いました。

食品系のαコースでは,大能 俊久准教授により「食品の味やアミノ酸を知ろう」のテーマのもと,我々の食卓によく上る漬物についてそのアミノ酸量を調べ,食品に含まれる味成分やその分析方法について学び,食品に関する知識や技術を修得することができました。

化学系のβコースでは,木村 恒久教授,3名の大学生により「磁石を使って物を動かす,並べる」のテーマのもと,「トマトが磁石で動く」,「シャーペンの芯が方位磁石のようにならぶ」,「一円玉が磁石にくっつく」という実験を行い,非磁性体でも,非常に弱いながらも,磁性を持っている(反磁性)を確認することができました。

その後,研究室や図書室などの施設を巡回し,高校とは異なる大学の施設・設備環境を実際に自分の目で見る機会を得ることができました。

最後に,高大連携によるSDGs理科実験教室の報告会が行われ,8月3日に本校オレンジガーデンで,理科クラブ生徒が採取した土壌からのAF(アフラトキシン)生産菌をDV-AM法を利用して測定した結果が,矢部希見子教授から報告されました。

大学で実際に自ら実験を行うという貴重な体験が出来,学術的な研究や先進的な科学について学ぶことで科学に対する興味・関心を高めることが出来ました。

 

 

 

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